メディウム(溶液)の重要な特徴4選
1.トレハロース使用により限りない低毒性を実現
エンドトキシンフリーのトレハロースを利用。⇒「安全」&「高いガラス化形成能」を実現。
凍結保護物質の濃度を低くすることができ、限りない低毒性を実現することに成功しました。
トレハロースはすでに体内に存在する物質のため卵子や胚への安全性が高く、細胞への影響が最も低い。
2.平衡完了を確実かつ迅速に判定できる
ガラス化における卵へのダメージとして考えられる一つの要因は、平衡が完了しないまま次のステップに進んでしまうこと。
クライオテック法の平衡完了判定は、浮上停止を確認する『だけ』です。個人差のある経験や観察眼は不要です。
低毒性メディウムのため、『〇分以内に』という制限時間に縛られたプレッシャーからも解放されます。
3.最適な浸透圧設定 浸透圧変化ダメージを更に軽減
急激な浸透圧変化は、過剰な脱水/復水を誘発し、細胞に著しいダメージを与えてしまいます。
クライオテック法は緩慢な浸透圧変化となるよう設定。
増粘性も高いため、浸透圧変化による細胞へのダメージが軽減。
当社溶液はガラス化能が高いため、ローディング時に液の最小量化は一切不要。卵を覆うようにローディングできます。
4.無血清・無タンパク、安全安心で長期安定性を実現
コンタミネーション、温度変化による変性に強く、安全、安定性に優れた溶液です。
凍結保存の目的は「大切な卵子や胚を、傷めることなく危険に晒すことなく、その日まで安全、安心に取り置くこと」だと私たちは信じており、これを実現するのがクライオテック法です。
動画では伝えきれない部分については、ぜひ当社のワークショップにて体験してみてください!
ワークショップの詳細についてはこちらのページから